2ntブログ

記事一覧

シェアスタジオの存在

今までのラブドール写真撮影において欠かせなかったのはシェアスタジオの存在です。
私がストロボの使い方を覚えたのもスタジオのおかげですし、限られた自宅スペースで撮影場所のバリエーションに悩んでいたときも救いになりました。
地域でドール撮影するのに適した場所の情報も手に入りましたし、コスプレイヤーさんやカメコさんとも知り合うことが出来ました。
今回は私がお世話になった松本のシェアスタジオ「studio Raum」さんの紹介をしたいと思います。
うろ覚えの部分もありますがご容赦くださいm(__)m

http://raum.pupu.jp/
Twitter:@studioRaum


こちらは松本市内にあるシェアスタジオです。
普通のスタジオは部屋貸し時間貸しで、ひとつの部屋(またはセット)を占有できる権利を買う形式です。
シェアスタジオというのは同じ日の同じ時間に複数の利用者を受け入れ、複数のセットを自由に利用できる形式です。
もちろん使いたいセットが被る場合もあるため、その場合は利用者同士で相談して調整します。

以降に、私が感じたメリットとデメリットを解説していきます。

メリット1 自分ではそろえられない豊富な背景で撮影できる
Anna-72.jpg

studio Raumさんの場合、黒ホリ、白ホリ、ゴスロリ、白セット(木、ベッド、バスタブ)、教室、和室のセットがあります。
その内容も時間が経つと変更されるので飽きが来ません。
特にゴスロリ、白セット、教室、和室を同じ日に利用できるのは本当に便利です!
Anna-116.jpg
Anna-74.jpg


メリット2 格安!
Anna-100.jpg


時期によって料金が変わるので正確にはHPを参考にしていただきたいのですが、一般的なスタジオは1時間4000円くらいです。
それだけ料金がかかると時間との勝負になりますし、商業写真などで料金を取り戻せないとなかなか利用できませんよね。
ところがRaumさんはなんと6時間○○○○円!!
是非チェックしてみてください☆

メリット3 光の入り方が別格!
anna-623.jpg

未だにスタジオの光は再現できないんですが、とにかく美しく撮影できます!
それこそ写真の腕が上がったんじゃないかと勘違いするほどですよ(笑)

メリット4 被写体との距離を確保できる
Anna-68.jpg

以前ブログでも書きましたが、写真の印象を大きく左右する要因の一つが画角です。
これは被写体との距離感を演出する要素なんですが、これを利用するには被写体との距離をある程度確保する必要があります。
例えばポートレート撮影の王道レンズといえば85mmですが、これで人体のバストアップを撮影しようとすると6畳一間の対角線くらいの距離が必要になります。
自宅で撮影している人の場合どうしても距離が取りにくく、その画角が使えないことになります。
ブログ用-2

スタジオならスペースが広いのでそんな心配はありません。
なんなら200mmでもいけますよ!(笑)

メリット5 いろいろ勉強になる
IMG_4393.jpg
Anna-85.jpg
IMG_4396.jpg

私は黒ホリでのストロボ撮影をスタジオのご主人から教えていただきました。
その際の機材もスタジオの備品を貸してくださったので、自分のカメラだけで勉強ができました。
どんな機材をそろえたら良いのか購入前に分かりましたし、オススメのグッズも教えてもらえます。
加えて、シェアスタジオならではの利点として、他のカメコさんの技術を盗むことが出来ます(笑)
ストロボの設置位置、小物の配置やカメラアングルなんかも横目でチェックしましょう♪

メリット6 仲間ができるかも
anna-622.jpg

ランチを一緒に食べたり、同じ部屋で撮影したりしていると、何人か知り合いも出来てきます。
意気投合してドールとツーショット撮影をしたり、ドールのヘアスタイルを整えてくれた人もいました。
情報交換するのもたのしいですよ♪


さて、ここまではメリットでしたが、ちゃんとデメリットの部分も紹介しなきゃいけませんよね。
シェアスタジオに限らず、スタジオを利用する場合の注意点も含め、包み隠さず、感じたところを紹介します!

デメリット1 車が必要
長野は車が必需品なので困りませんが、都心にお住まいの方、自由に使える車がない方にとってはハードルが高まります。

デメリット2 ドール撮影を受け入れてもらえるかはスタジオ次第
Raumさんは元々コスプレイヤーさんをメイン客にしたスタジオなのでサブカルに理解があり問題ありませんでした。
(しかもご主人も60cm級ドールのオーナーです)
しかしスタジオによっては難色を示される場合もあるため、事前の問い合わせは必ず行いましょう。

デメリット3 世界観がスタジオに左右される
多少の配置換えは許される場合もありますが、基本的には同じ背景で複数の方が写真を撮るので、他人の写真と世界観が似通ってしまうことがあります。
最初のうちは興奮状態でしょうが、ふと冷静になると「背景に撮らされている」と感じるかもしれません。
私はその感覚に陥って、せっかくの6時間のうち2時間ほどしか撮影に集中できなかった時がありました。
事前にセットを下見して、その上でどんな写真を撮りたいのかイメージしてから撮影に臨むといいでしょう。

デメリット4 人に見られる(シェアスタジオの場合)
メリットの6と矛盾するかもしれませんが、これは人によって評価が分かれると思います。
スタジオの許可がおりたとしても、同時に使う利用者さんがドール撮影をどう思うかは分かりません。
私もご主人と一部の利用者さんには一定の理解を得て安心していますが、それでも初対面の方とシェアするときは緊張します。
私が心がけているのは、当然ながらきちんとした挨拶を交わすことですね。
「ダッチワイフ」に偏見がある人でも、オーナーに常識があると分かれば目の前で罵倒してくることはそうありません。
あとは作品作りの腕を磨いてSNSにアップし、ラブドールへの愛情を理解してもらいましょう。
たいていのスタジオはSNSアカウントを持っているので、頼めばシェアしてもらえるでしょう。

もう何回目かって話ですが、スタジオ撮影ほんと楽しいですよ!って話でした!

コメント

No title

スタジオを借りるという発想がありませんでした。
ブログの写真を拝見しても、とてもステキな作品が撮影でますね。
うちのドールたちも、広くて今までに無い場所で撮影してあげたら喜びそう。
私は部屋で、白幕バックでしか撮影してないので。

ともさん

コメントありがとうございます😊
スタジオ全然アリですよ! 
撮影用の環境が作られてるだけあって、撮りやすさも光の入り方も段違いです。
コスプレイヤー御用達のスタジオを探してみると良いですよ☆

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

YukiAnna

Author:YukiAnna
薄明かりのナデシコへようこそ! 管理人のユキアナです! 
このサイトでは、リアルラブドールを使った芸術表現としての写真をアップして行ければと思っております。見た人が思わずドールに恋をしてしまうような、そんな写真を撮っていきます!

ツイッターもやってます! @YukiAnna7
https://twitter.com/YukiAnna7

インスタも始めました! yuki_ana7

フリーエリア

@YukiAnna7

ブロとも一覧